BLOG

お知らせ

2021/09/05

トランペットが何百倍も演奏しやすくなる魔法のリペア!

こんにちは!
本日は、見違えるぐらい演奏しやすくなった魔法のようなリペアをご紹介します!
弊社では、トランペット本体へのGAT加工を施工する前に楽器の状態の検品をします。
とは言っても、楽器店のように商品を扱うわけではないので、お客様の楽器を検品します。 

この弊社独自の検品というのは、楽器店の検品と違い、楽器に傷があったりするような“商品価値が保たれているか”という検品方法ではなく、“演奏にあたって最適な状態であるか、どこか修正箇所はないか”を見定める検品になります。 
「すべての行為が楽器の質に直結している」という考えのもと、弊社では奏者がもっと自由に、ラクに、思い通りの演奏ができるようになる楽器に仕上げるために、ありとあらゆる手段で楽器を大きくアップグレードしています。

  今回ご紹介するのは、『トランペットのマウスパイプ』について!
 トランペットは、マウスパイプとベルがケーシングを挟むように基本的に4つの支柱で支えられています(マウスパイプとベルを繋ぐ延座が2本、ケーシングに2つの支柱がついています)。
これが、トランペットの構造の大きな特徴となっています。 
今回、BachのC管トランペットの楽器本体にGAT加工を施工させて頂いたのですが、マウスパイプがかなり無理矢理支柱にはんだ付けされていました。
主管の抜差部分で、約2〜3ミリも平行がずれていて(ここについては後日、良い楽器の選び方でご紹介します!)、かなり窮屈で詰まったような吹奏感だっただろうな、ということが明らかでした。
施工前に、オーナー様に確認をとったところ、やはり他の楽器よりもかなりきつい吹奏感でほとんど使えない状態だったということでした。
 そこで、管体のGAT加工とは別に、マウスパイプの付け直しという修理をさせていただくことを提案させていただき、ご快諾頂いたので早速修理させていただきました。 
結果、管体GAT加工との相乗効果もあり、今までで抜群に演奏しやすい楽器になったと大好評をいただきました!
このように、弊社では楽器が本当に良い状態なのか見定める人間ドックのような役目もさせて頂いております。
すべて、演奏を基準に捉えたリペア・カスタマイズ方法をノウハウとして構築しているので、他店で見つからなかった不具合や、もっとこうした方がお客様のためになる、というご提案もさせて頂いております。 
楽器のことで迷ったら、ぜひGAT Custom Brassにお問い合わせください!
丁寧に対応させていただきます♪ 

それでは、今日はトランペットのマウスパイプリペアについて、ご紹介させていただきました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

トランペットが何百倍も演奏しやすくなる魔法のリペア!
トランペットが何百倍も演奏しやすくなる魔法のリペア!

名古屋市中川区にて、トランペット・トロンボーン・サックスなどの販売、楽器リペアを行っています。